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特集 吉野山の桜
平地の桜が終わるころ、吉野山から桜の便りが届き始める。下の千本、中の千本、上の千本、奥の千本と、尾根伝いに約三万本の桜が一ヵ月近くかけて咲き進んでいく。 この絶景は、千三百年の時間をかけて、人の手によって作り上げられてきた。 |
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あかい奈良インタビュー 研究者 佐藤道子氏
四十年以上調査していても、 まだまだわからないことがある。 修二会は間違いなく 第一級の伝統行事です。 |
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特集 近世の名大工棟梁 中井大和守と奈良
御大工頭とは、江戸幕府の職名で、技術官僚のトップに当たる役職である。その京都御大工頭は代々中井家が世襲したが、その初代である中井大和守正清は、「大和守」とあるとおり、奈良の法隆寺大工の出身であった。 |
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奈良の伝統行事 小泉の御田植祭
拝殿前の広場は、すでに人々が集まり始めていた。囲われた内側には、大晦日に盛られた砂が敷き詰められ斎田となっている。今日は御田植祭の日だ。この行事を人々はオンダと呼ぶ。 |
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大和彩食館 大和の野菜に魅せられて 7
春・下北春まな
大和の伝統野菜とその物語を紹介してきた大和彩食館。今回は、平成二十年の春に、大和野菜として認証された下北山村の伝統野菜「下北春まな」と、その振興に取り組んできた一人の女性を紹介したい。 |
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